
黄体
黄体(おうたい)
排卵した後に卵胞内に形成される内分泌組織。卵胞ホルモン(E=エストロゲン)と黄体ホルモン(P=プロゲストロン)を分泌します。
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黄体化ホルモン
黄体化ホルモン(おうたいかほるもん)
卵胞の成熟、排卵、黄体形成を促すホルモン。脳下垂体から分泌されるホルモンで卵胞刺激ホルモン(FSH)と協力して働きます。排卵が近づくと急に大量の黄体化ホルモンを放出(LHサージ)して排卵を促します。
黄体機能不全
黄体機能不全(おうたいきのうふぜん)
子宮内膜の着床のための準備が整わない状態。黄体ホルモン(P=プロゲストロン)の分泌不全や排卵異常、子宮内膜の感受性異常などの原因が挙げられます。
黄体ホルモン
黄体ホルモン(おうたいほるもん)
子宮内膜を肥厚させて内膜の着床準備や妊娠の維持の環境をつくります。妊娠中は胎盤からも分泌されます。このホルモンの分泌により基礎体温は上昇します。
基礎体温
基礎体温(きそたいおん)
毎朝、目が覚めたらすぐに測ります。一定の時間が良く、お休みの日などで測る時間が遅くなると体温は上がります。体のいろいろなメッセージを伝えてくれる便利なものです。月経から排卵までは体温は低め(低温期)、排卵を境に上昇します(高温期)。
頸管粘液
頸管粘液(けいかんねんえき)
子宮頸管(しきゅうけいかん)からの分泌物で、精子の通過を良くするために分泌されてます。主に卵胞ホルモン(E=エストロゲン)の働きで性状はかわります。排卵期には顕微鏡でみるとシダ状の形が見えます。
抗精子抗体
抗精子抗体(こうせいしこうたい)
子宮頸管(しきゅうけいかん)からの分泌物で、精子の通過を良くするために分泌されてます。主に卵胞ホルモン(E=エストロゲン)の働きで性状はかわります。排卵期には顕微鏡でみるとシダ状の形が見えます。
高プロラクチン血症
高プロラクチン血症(こうぷろらくちんけっしょう)
プロラクチンは乳汁を分泌するホルモンです。授乳中の女性は排卵が起きにくい状態です。血液中にプロラクチンが異常に多いと排卵障害が起きます。ピル(経口避妊薬)や胃潰瘍の薬、精神安定剤、血圧を下げる薬などを長期にわたって飲み続けていると引き起こされる事があります。
抗リン脂質抗体
抗リン脂質抗体(こうりんししつこうたい)
リン脂質に対して自己抗体を作ります。自己抗体が出来ると、全身の血液が固まりやすくなり不育症や習慣性流産の原因になります。
子宮内膜症
子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)
本来は子宮の中だけにあるべき内膜組織が腹腔内(ふくくうない)に飛び火して定期的に増殖や、はく離を繰り返します。子宮の中の月経血は膣から排出されますが、腹腔内で出血すると排出されずに癒着をおこし、不妊の原因になる事があります。
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視床下部
視床下部(ししょうかぶ)
自律神経系の中枢です。脳下垂体から性腺刺激ホルモンを放出させる性腺刺激ホルモン放出因子(GnRH)を分泌する。
性腺刺激ホルモン・ゴナドトロピン
性腺刺激ホルモン・ゴナドトロピン(せいせんしげきほるもん)
性腺に作用し、性腺の発育を促したり機能を調節するホルモンの総称。脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)、胎盤から分泌されるhCGの3種類があります。男性の場合はFSHやLHは精巣を刺激して造精機能を促し、男性ホルモン(テストステロン)を分泌させる働きがあります。
性腺刺激ホルモン放出因子・GnRH
性腺刺激ホルモン放出因子・GnRH(せいせんしげきほるもんほうしゅついんし)
視床下部から分泌されるホルモンで生殖に関してのホルモンの出発点です。脳下垂体に働き卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体化ホルモン(LH)の分泌調整をします。
多嚢胞性卵巣症候群・PCOS
多嚢胞性卵巣症候群・PCOS(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)
卵胞は発育するが排卵ができずに卵巣に蓄積されている状態。卵巣の表面の皮が硬くなりすぎて卵子が外にでられない状態です。多毛、にきび、肥満などの症状が出る事があります。男性ホルモンのテストステロンが多く分泌されるために卵巣の膜が硬くなり、排卵障害がみられます。
着床
着床(ちゃくしょう)
卵管膨大部(ぼうだいぶ)で受精した受精卵は卵管を転がりながら2分割、4分割、8分割と細胞分裂を繰り返して桑実胚(そうじつはい)となり、さらに胞胚になって子宮内膜に着地します。これで母体と結合をします。
チョコレート膿腫
チョコレート膿腫(ちょこれーとのうしゅ)
子宮内膜症の一つで卵巣の中で内膜組織が増殖を繰り返すと、卵巣に古いどろどろの血液が溜まってチョコレート状になり、大きく腫れ上がってきます。
脳下垂体
脳下垂体(のうかすいたい)
視床下部からの刺激を受けて卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)の元となる2種類の性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)や乳汁分泌ホルモン(PRL=プロラクチン)を分泌します。
排卵
排卵(はいらん)
卵巣内で原始卵胞は性腺刺激ホルモンである卵胞刺激ホルモン(FSH)の作用で次第に大きくなって(23mm前後)成熟卵胞になります。成熟度が頂点になると卵巣の表面が破裂して卵子(0.2mm位)、卵胞液、顆粒膜(かりゅうまく)細胞などが卵胞から排出される事をいいます。
プロラクチン=PEL・乳汁分泌ホルモン
プロラクチン(ぷろらくちん=PEL・にゅうじゅうぶんぴつほるもん)
脳下垂体から分泌されるホルモンで、乳腺に作用して乳汁を分泌させます。プロラクチンの分泌は視床下部で調節されています。
卵巣機能低下
卵巣機能低下(らんそうきのうていか)
性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の刺激を受けても卵胞の発育などの卵巣機能が正常に働かない状態。
卵胞刺激ホルモン・FSH
卵胞刺激ホルモン・FSH(らんほうしげきほるもん)
脳下垂体から分泌されるホルモンで卵巣に作用して卵胞の発育を促します。
卵胞ホルモン・E=エストロゲン
卵胞ホルモン・E=エストロゲン(らんほうほるもん)
主に卵巣から分泌されます。子宮内膜を増殖させ、頸管(けいかん)粘液の分泌も促します。エストロン(E1)やエストラジオール(E2)、エストリオール(E3)があります。
精子
精子(せいし)
精巣内の精細管で74日かけて造られます。造られた精子は精巣上体に蓄えられて射精の時を待ちます。
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精子奇形
精子奇形(せいしきけい)
精子の形成や成熟過程で種々の異常形態を示す精子が見られます。奇形は精子の各部(頭、体部、尾部)に見られます。奇形精子が50%以上になると精子数が正常であっても妊娠率は低下します。
精子濃度
精子濃度(せいしのうど)
1mlの中の精子の数。2000万個以上が正常値。
精子無力症
精子無力症(せいしむりょくしょう)
運動する精子が50%未満、または活発な直進運動をする精子が25%未満の場合をさします。
乏精子症
乏精子症(ぼうせいししょう)
精液中に精子数の少ない状態。国際的には1ml中に2000万個以下を乏精子症と呼んでいます。原因のほとんどは精巣(睾丸)の精細管での造精機能の低下や精巣上体(副睾丸)機能障害、精子輸送路の通過障害が考えられます。
無精子症
無精子症(むせいししょう)
精液中に精子が存在しない事をいいます。精子が造られていない場合と射精されるまでの過程で精子が輸送されていない場合があります。
感染症検査
感染症検査(かんせんしょうけんさ)
血液検査でクラミジアが陽性かどうか調べます。
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内分泌検査
内分泌検査(ないぶんぴつけんさ)
血液検査で甲状腺機能やプロラクチン値を調べ、ホルモンのバランスが正常に保たれているかどうかチェックします。甲状腺機能の異常は流産の原因になります。
ホルモン検査
ホルモン検査(ほるもんけんさ)
血液検査により卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH)、プロラクチン(PRL)、エストラジオール(E2)、黄体ホルモン(P=プロゲストロン)、テストステロンなどを調べる。これらのホルモンは月経周期の日数により変化があります。
免疫検査
免疫検査(めんえきけんさ)
血液検査で抗リン脂質抗体や抗核抗体など自己抗体があるかどうか調べるのが免疫検査です。抗リン脂質抗体で陽性の場合は胎盤の血管に血栓が出来やすく胎児への血流が悪くなり発育が遅れたり、流産や死産を起こしやすいと考えらえます。抗核抗体の検査は膠原病などの自己免疫疾患があるか明確にします。卵管の検査;卵管通気法や通水法、子宮卵管造影法があります。
卵管の検査
卵管の検査(らんかんのけんさ)
卵管通気法や通水法、子宮卵管造影法があります。
※参考文献
医学大辞典(南山堂)
赤ちゃんが欲しい大百科(主婦の友社)
検査数値の読み方(成美堂出版)

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