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001_06.png産後に起こる乳腺のトラブル


母乳育児の中で乳腺のトラブルは大変です。出産後3ヶ月から8ヶ月位の間に起こる方がほとんどですが痛みや発熱が伴いお母さんにとっては辛い事です。

産後に起こる乳腺の疾患には
① 乳腺炎
② 乳汁のうっ滞
③ 乳汁分泌不全
④ 乳汁過多症などが挙げられます。

急性乳腺炎→うっ滞性乳腺炎と急性化膿性乳腺炎とに分けられます。
うっ滞性乳腺炎・・・・乳管のトラブルにより乳汁の分泌がスムースに排出されない時に起こります。乳房が張って痛む、熱感、発赤の症状があります。わきの下のリンパ節が腫れてきます。乳房マッサージして乳管を開き積極的な哺乳や搾乳を行えば短期間に改善がみられます。背中や肩のこりがありますと乳腺にも負担がかかりますから凝りをほぐす事も大切です。
急性化膿性乳腺炎・・・・細菌主に黄色ブドウ球菌の感染により起こります。悪寒、発熱、乳房が赤く腫れ、疼痛や熱感を伴います。その後全身的な症状は消えますが乳房に膿瘍ができ、それがつぶれて膿がでます。抗生物質の併用が必要になります。

参考 保健同人社 「家庭の医学」

乳腺トラブルにも漢方薬はとっても有効です。

ファーストチョイスは「葛根湯」です。養生食品の「竜仙」(*1文末参照)を併用されると更に改善されます。「葛根湯」や「竜仙」はうっ滞性でも化膿性の場合でも初期の悪寒、発熱、肩こり、疼痛、腫れに適応します。また、「ルミン」(*2 文末参照)も急性化膿性疾患に適応しますから、たびたび症状がある方には予防や改善期間の短縮が期待できます。
沢山おっぱいが出すぎてうっ滞性となる方には「炒り麦芽」(*3 文末参照)の併用も良い結果になります。

東洋医学の場合、おっぱいは血液と同じとみなしています。乳汁分泌不全や乳汁が薄い場合は血虚(体の中の血液が足りない状態)です。血液が充分に造られる薬方やサプリメントが考えられます。食品としては蛋白質や緑黄色野菜、豆類を充分食べましょう。

また、うっ滞性の乳腺炎の場合は油脂分の多い食品は避けましょう。たとえばカレーライスやシチュウ―などのルーを使う食品やバターが入ったお菓子やデザート、ナッツ類は乳管がつまりやすくなりますから注意が必要です。白砂糖の入っているお菓子やもち米製品などは炎症を起こしやすくなりますから少なめにしましょう。

注1 竜仙・・・・天然物(ハトムギ、ミカンの皮、甘草、ナツメ、コウシンコウ、生姜 
         オタネニンジン)を原料としていますので授乳中でも安心です。

注2 ルミン・・・細胞賦活用薬の錠剤。疲労や睡眠不足などで低下した細胞の機能を
         本来の元の状態に戻そうとする力を助け、炎症の修復に役立ちます。

注3 炒り麦芽・・麦芽を炒った自然な食品です。昔から乳汁の分泌を少なくする働きが
           あり、おっぱいの出すぎの方に少量使う事により調節が出来ます。

注4 風参・・・・天然物(オタネニンジン、ヤマイモ、甘草)を原料にしていますので授乳中
          でも安心です。